毎月20万円の借金、支払いを抱えていた我が家でも、赤字家計の立て直しができました。
毎日、毎日、節約生活。楽しいわけがありません!
- 毎月赤字でどうしようかと毎日悩んでいる
- 給料日が来るたびに支払ばかりで泣きたくなる
家計が赤字で限界なら、我が家が借金地獄から脱出した「赤字を黒字にする方法」を試してみてください。
毎日赤字続きでどうしよう…借金、クレカ返済に追われる日々
赤字家計、収入が少ないのにお金が出ていくばかり…つらいですよね。
でも、赤字家計はどこかでストップをかけなければ、永久的に続いていきます。
一攫千金という幸福に恵まれればいいですが、現実はそううまくはいきません。
つらい赤字家計から脱却するため、ここらで少しだけ頑張って赤字家計の立て直しをしてきましょう!
借金200万円を抱えて毎月20万円の支払いをしていた我が家でも、立て直しのおかげで黒字家計に逆転できました!
赤字家計の一番の原因とは
毎日赤字になる原因は、収入と支出のバランスが取れていないから。
当然のことながら、収入以上の支出があれば家計は赤字になってしまいます。
しかし、毎月必ず必要な支払いがあります。
必要な支払いを差し引くと、手元に現金がほとんど残らない。
現金はないけど生きていかなくてはいけないから、クレジットカードを使ってしまう。
悪循環から抜け出せず、常に毎月赤字になってしまう。
ただ、赤字から抜け出すためには無理矢理にでも、収入と支出のバランスを合わせることが大事なんです。
はじめの2ヶ月はつらいですが、その後は家計の赤字がなくなり楽になるので2か月だけ頑張って赤字家計を立て直していきましょう!
赤字家計の立て直しポイント
赤字から黒字にするためには残ったお金でやりくりする
赤字から黒字にするためには、1ヶ月だけ収入から毎月の支払い(固定費)を差し引いて、残った現金だけでやりくりしていきます。
もし手元に2万円しかないのなら、1ヶ月2万だけで生きのびます。
どこかで収支のバランスを整えなければ、赤字は赤字のまま。さらに借金は膨れ上がります。
ただ、上手な節約にはコツがあり、やみくもに節約生活をするのではなく計画的に節約をすることが重要になります。
家計計画を立てて支出を削る
家計が苦しいからと”やみくも”に節約生活を進めてはいませんか?
こんな節約はNG!
- お金がないからとりあえず節約!
- 食費を減らせば楽になるはず!
- 余裕がないから自分のお小遣いはなし!
切り詰めすぎて節約をするとリバウンドしてしまうケースが多いんです。
お金を使わないことはもちろん節約になりますが、ヒトは欲求を抑えすぎると反動が大きくなります。
効果的な節約生活には「アメとムチ」がおすすめ。
まずはムダな節約をやめ、確実に支出を削る方法を取り入れていきましょう。
【節約計画】家計を赤字から黒字にする立て直し手順
収支のバランスを立て直すときは、とにもかくにも「生活費」がどのくらい必要なのかを知る必要があります。
ご家庭の支出を全て正確にリストアップできますか?
家計が赤字で……という場合は、支出の管理ができない場合があります。
手順①:生活費をすべて洗い出す
支出の管理は毎月の「固定費用」と「変動費用」に分けてノートに書き出していきます。
【固定費用】
・家のローン
・車のローン
・水道光熱費
・各生命保険料など
・携帯電話代やインターネット代
・子どもの教育費(保育園費や習い事代など)
・ガソリン代、バス代など
【変動費用】
・食費
・日用品費
・外食費や娯楽費
固定費用は必ず毎月必要になる支出をリストにしてみてください。
変動費用は固定費用を支払ったあとに残った現金からやりくりするものをリストにします。
手順②:生活費に優先順位をつける
生活費がピックアップできたら、「自分が節約できそうなもの」と「どうしてもお金を使いたい」ものに分けて優先順位をつけていきます。
- ローンは固定費だから難しい→節約NG
- どうしても外食だけは節約できない→節約NG
- 水道光熱費ならとことん削れる!→節約OK
- 普段の食費は安くすませる→節約OK
など、節約できるものとNG項目に分けます。
このように、節約項目にメリハリをつけることで「アメとムチ」が作用し、衝動買いなどのリバウンドを防げます。
節約できる項目が決まったら、家計を黒字にするために実際にやりくりを始めていきましょう!
カツカツ家計をやりくり!赤字から黒字にする方法
カツカツな家計をやりくりして赤字から黒字にする1番かんたんな方法は、「変動する支出」をできるだけ減らすことです。
自分が決めた節約できる項目の中に、変動費用はいくつありましたか?
ローンなどの固定費用はなかなかすぐに減らせませんが、変動費用は自分の頑張りで今日からでも支出を減らせます。
誰でも挑戦しやすいおすすめの節約術は次の3つになります。
- 食費
- 日用品費
- 娯楽費
食費のやりくりポイント
食費は毎月で予算を決めず、1週間単位で予算を組むとスケジュールを立てやすくなります。
食費を大きく節約したいときは、「(1,000円×人数)+1,000円」として予算を組んでみましょう。
家族4人の場合:(1,000円×4人)+1,000円=5,000円
家族5人の場合:(1,000円×5人)+1,000円=6,000円
ひとり暮らしの場合:(1,000円×1人)+1,000円=2,000円
と、なります。
家族4人の場合の1週間の食材内訳は、
- 野菜 1,000円分
- 肉魚 2,500円分
- 朝食用 1000円分
- その他 500円分
で割り振りするとバランス的にgood。
野菜は栄養価が高いと言われるブロッコリーやパプリカ、きのこ類を選ぶと良いですね。
きのこはお手頃価格で購入でき、どんな料理にも使えるのでおすすめ。
肉や魚は400円くらいのものを5パックくらい購入し、料理によって小分けしながら使います。
400円×5パック=2,000円なので、少しオーバーしても予算の2,500円内に収められます。
朝食用には食パンや牛乳、ウインナー、たまご、プリン、ココアなど、その時々で購入するものを変えていきます。
朝食用の予算を作ることで、野菜やお肉は夕食時にしっかりと使えます。
その他の食材は補充したい調味料や飲みもの、などに割り当てます。
特に買いたいものがなければ、お菓子などを購入すると楽しみにつながります。
日用品のやりくりポイント
日用品は使うとなくなるものなので、節約してコストを抑えてもストレスがたまりにくい項目の1つです。
主な日用品として、トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンペーパー、掃除用具、子どものオムツなどがあげられます。
日用品は1つ1つの単価は少なめですが、必要なものが多いので意外とかざばってしまう出費です。
選ぶときはコストパフォーマンスを考えて、お得なものをそろえてみましょう。
例えば、トイレットペーパーやティッシュペーパーは使用頻度が高く使ったらなくなる「コスト」と考えられるため、使用感よりも安さを重視して購入すると良いですよ。
ホームセンターなどで特売日を狙うとお買い得です。
食器用、洗濯用洗剤もコストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
ただ、洗濯洗剤は着心地も大切なので、週に1~2回くらい柔軟剤を活用すると肌触りがアップします。
柔軟剤は毎日使うと大きなコストになってストレスを感じてしまいますが、控えめに使うとうれしい贅沢アイテムとして気分も高まります。
掃除用の住宅用洗剤は購入せず、天然クリーナーを取り入れてみてください。
おすすめの天然クリーナーは、セスキ炭酸ソーダとクエン酸です。
このふたつだけあれば、家中どこでも掃除ができます。
セスキ炭酸ソーダとクエン酸は100均で粉状のものを購入できるので、スプレーボトルに入れ水で溶かして使ってみてください。
100円のものでも1年以上は持ちますよ!
娯楽費のやりくりポイント
ストレス発散できる娯楽費は気を抜くと支出が増えてしまうものです。
でも、我慢しすぎるとストレスがたまりすぎて結局衝動買いやお金の使い過ぎにつながってしまいます。
楽しみのお金は毎月使う分+封筒貯金をしておくのがおすすめ。
毎月の娯楽費を5000円と決めたのなら、その中から1000円だけ別の封筒に貯金をしておきます。
すると、今月もう少しお金がほしい!というときに封筒から予備のお金を取り出せます。
我慢するときは我慢する。
使うときは使う。
お金の使い方にメリハリを持つことで節約も上手になります。
どうしても赤字!現金が足りないときの対策
どうしてもお金が足りないときは、クレジットカードを使う・借金をするのではなく、お金を稼ぎましょう!
お金が足りないからといってクレジットカードを使うと、赤字は赤字のまま一生抜け出せません。
黒字に立て直す!と決めたのなら、意地でも貫き通しましょう。
クレジットカードを使わないだけで、必ず赤字から黒字の家計に立て直せます。
お金が足りないときの稼ぎ方
明日食べるものにも困るというときは、日払いのバイトをしましょう!
本業もあるのに無理!と思いがちですが、すぐにお金が必要なときは日払いバイトが1番早くお金を稼げます。
- 短時間でも夜間にバイトをする
- メルカリで売れそうなものを売る
- 休日にバイトをする
お金がないのなら稼げばいいのです。
長期的に収入を増やしていきたいなら副業を始めるのもおすすめ。
収入アップするには自分が行動をするかどうか。足りないお金を借金で補うのではなく、自分で行動して稼ぐことで将来的に必ずプラスになります。
カツカツ家計は収支のバランスを整えて赤字から黒字に立て直す
赤字から黒字にしたいなら、収入と支出のバランスを整えて家計を根本から立て直すことが重要です。
毎月必ず余ったお金でやりくりしていけば、赤字家計から必ず抜け出せます。
ただ、やみくもに節約をするとリバウンドしてしまい、結局また赤字になってしまったという場合も。
そのためメリハリのある節約術を取り入れて、楽しみながら家計をやりくりしていきましょう。
我が家の場合は家事の息抜きをしたい!ということで、週末の外食だけは節約していません。(外食と言ってもラーメンやファミレスがほとんど)
その代り普段の食費はグッと抑えて、家族4人で1週間4,000円内に収めています。
食費や水道光熱費、日用品など、手軽にできる節約術はたくさんあるので、ご家庭に合わせた「アメとムチ」を使い分けて生活と心にゆとりをプラスしてみてくださいね。
また、お金が足りないときは節約よりも収入を増やすことに目を向けてみましょう!
お金が足りないということは、これ以上節約できるところがないとも考えられます。
節約できないのなら収入を増やすしかありませんよね!
転職する、副業を始めるなど、収入を増やす方法はいくつかあるので、お金に悩む生活を抜け出したいなら収入アップを頑張ってみてください。