家計見直しするなら固定費から!
「節約をしたい!お金を貯めたい!でも、なぜか毎月お金が余らない……。」という人にアリがちな失敗を知っていますか?
節約をしているのにお金が余らない原因は、収入が少ないからだけではありません。
気がつかないうちに「損をしている支払い」はたくさん!
1年に100万円貯金した家計のプロが絶対に見直す3つの固定費をご紹介します。
家計見直しは固定費から!絶対に見直す3つの項目
1年に100万円以上の貯金を達成している成功者が、絶対に見直している固定費の項目を知っていますか?
それは、
- 通信費
- 医療保険費
- 定期購入費用
3項目です。
この3つの固定費は、一度変更してしまえば大幅にコストカットできる、かつ変更しやすい項目だからです。
家計見直しおすすめNo1!通信費を減らす方法
家庭における通信費と言えば、「インターネット代」と「携帯電話代」です。今、ご家庭で支払っている通信費はいくらくらいか知っていますか?
通信費は口座引き落としやクレジット払いにすることが多いので、実際に毎月いくら払っているのかを把握していないという方は多いようです。
毎月当たり前のように1万円以上払っている……。という方は要注意!
まずは通信費をサクッと見直してみましょう。
インターネット代を見直し
インターネット代はプロバイダを乗り換えたり、ポケットWi-Fiを持つことで費用をカットできます。
プロバイダにはNTTやKDDI、ソフトバンク、地域の電力会社などの種類がありますが、選び方にはコツがあります。インターネット代は「プロバイダ料金+インターネット回線利用料」によって支払いが決まります。そのため、プロバイダ料はできるだけ安い方がおすすめです。
プロバイダを選ぶときは、
- 初期工事費用無料
- 割引きサービス
- オプションサービス
などを見比べてみましょう。
初期工事の費用は無料のものを選びたいですね。
割引きサービスについては携帯電話やご家庭の電力会社などと提携をしていると料金が安くなることがあります。
有線のインターネットにこだわらないというご家庭であれば、ポケットWi-Fiを使うとさらに費用を削減できます。
ポケットWi-Fiは、
- ワイモバイル
- WiMAX
- ドコモやソフトバンクなどのキャリアのWi-Fiルーター
などがあります。
ポケットWi-Fiを使えば自宅に回線を引かなくても、パソコンやタブレット、スマートフォンで自由にインターネットを楽しめます。
ポケットWi-Fiを選ぶときは複数端末で自由に使えるよう通信料無制限のものを選んだり、大容量でも安いところを選んでみてください。
携帯電話代を見直し
スマートフォンを使ってから携帯電話代が割高になったというご家庭はきっと多いはずです。ただ、どこでも気軽にネットが使えパソコンの代わりにもなる便利なスマートフォンは、今や手放せないライフラインですよね。
携帯電話料金の平均金額は8,000円と言われていますが、実は大手キャリアから格安SIMに変えると半額くらいまで料金をカットできます。
ドコモやソフトバンク、auの大手キャリアの料金はネームバリューがあるだけ割高。格安SIMはドコモなどの回線を借りた通信会社なので、使用感はそのままで料金のみを引き下げることが可能です。
格安SIMに乗り換えると1カ月あたり2,000円~3,000円まで料金を下げることもできます。大手キャリアのように通話し放題のものはありませんが、お得に使える通信プランが充実しているものも多いのでぜひ乗り換えを検討してみましょう。
家計見直しNo2!医療保険は最低限の保証でOK
医療保険を選ぶときのポイントは、「入院中の生活費を補えるか」「死亡後の家族の生活に支障がないか」この2点に絞るのがおすすめです。
万が一、長期入院になったら、大きな病気が見つかり特別な治療になったら……。
不安が大きい分、高額な保険をかけている方もいます。ただ、支払った保険料分の治療をすることは少なく、無駄な支払いとなってしまう場合の方が実は多いようです。
入院費用は高額療養費の給付があるので安心
実は、日本の医療手当は充実しており、加入している健康保険に申請をすると世帯の収入に応じて自己負担額の上限を超えたものは「高額療養費」として払い戻しが行われます。
そのため、どんなに医療費が高くなっても上限を超えた場合は国が代わりに負担をしてくれるのです。
上限金額は1カ月あたり世帯年収区分により、自己負担額24,600円~140,100円くらいまでの支払いで済みます。
傷病手当金の申請
また、病気により仕事を休んでいる間は「傷病手当金」の申請ができます。傷病手当金は病気により働けなくなった期間分、お給料の代わりになる手当て金をもらうことができます。
医療保険の選び方
医療保険は先進医療や入院一時金が出る高額の医療保険プランを選ぶよりは、高額医療費や傷病手当てを頭に入れて最低限の医療保険を選ぶのがおすすめ。
毎月の医療費を抑えそのぶん貯金を増やすことで、いざというときに有効に使えるお金を確保しておくことができます。
医療保険に加入するのであれば入院、通院をしている間の生活費を確保できるもの。入院1日5,000円~1万円くらいの基本プランで十分だと考えられます。
もし家族分の医療保険を考えているならば、
- 働いている夫や妻は入院1日1万円のプラン
- 専業主婦であれば5,000円のプラン
- 子どもの場合は親の収入に合わせたプラン
がおすすめです。
子どもに保険をかける場合、子どもが小さければ入院付き添いが必要になるので、その期間親が仕事を休まなければならないことを考える必要があります。そのため両親とも働いている場合は、親と同様の1万円のプランに入っておくと生活費の心配が少なくなります。
死亡保険は夫や妻が死亡した場合それぞれ、家族にいくら残す必要があるかなど、死亡時の埋葬料やその後当面の生活費が確保できるプランを選ぶと安心。
医療保険を見直すときは、「入院1日あたりの支給金額」と「死亡時の保障」の2点に絞り、最低限の保険料に抑えるとグッと固定費を安くできます。
家計見直しおすすめNo3!定期購入費用を減らす
定期購入費用とは
- 3カ月おきに届けられる化粧品
- アプリの月額料金
- カードの年間費
- 習い事などの月謝・年間費
- 有料TVの月額料金 など
定期購入費はひとつひとつは低額なぶん、気軽に契約できるので気が付くと大きなコストにつながりやすい固定費です。
さらに、契約当時は頻繁に使っていたけど最近はほとんど使っていなくて、毎月支払いだけムダに続けているという状態になりやすい費用でもあります。
月額料金が300円だからと使っていないのに支払っている費用はありませんか?
塵も積もれば大きな固定費になるので月に1回は見直ししてみるといいですよ。
3つの固定費を見直して家計にゆとりを
「通信費」「医療保険費」「定期購入費用」の3つの固定費を見直すことで、家計の支出を確実に減らせます。
毎月の支出を減らせると暮らしがグッと楽になるので、ぜひ見直しを検討してみてくださいね。
暮らしをグッとスマートに!
シンプルライフで充実した毎日を過ごしてみましょう。